- 開催日時
- 2025年1月22日(水曜日)12:00~13:30
- 開催場所
- インターローカルメディア株式会社 会議室
- 出席者
- 番組審議委員(敬称略):小西侯久/青柳浩明/延増拓郎/髙邑勉/渡邊由佳
※委員総数7名中5名出席、1名書類審議(西前学)、1名欠席(榊原隆由)
放送事業者(インターローカルメディア株式会社): 久保政史/佐藤肇/久米由希
議題:
1.報告事項
インターローカルメディア株式会社「放送基準」改正案の諮問及び答申
社会の変化、人権意識の一層の高まり、価値観の多様化、また、昨今問題となっているSNS等における出演者への配慮に対応することを目的とした放送基準の見直しについて、改正案の内容説明を行った。番組審議委員[当日の番組審議会不参加の2名(西前学/榊原隆由)を含む]に対する諮問を経て、委員全員の了承を得たため、「放送基準」の改正をする旨答申をした。
尚、放送基準の変更は、当社の運営する他の番組審議機関(「ホームドラマチャンネル」)に対し、諮問及び答申(2025年1月27日予定)を経た後、2025年2月1日施行を予定している。
2.審議事項
(1)「インターローカルアワー」の番組内容に関する審議
[審議番組]
1.『インターローカルショッピング』
「南国/自社特産品」編/「豪州/いわさきWAGYU」編
<番組概要>
鹿児島発の美味しいものをお届けするショッピングサイト「インターローカルマーケット」から「美味しい」を紹介。
2.『インターローカルニュース』「屋久島 新型EV(電気)バス導入」編
<番組概要>
屋久島に導入する新型EV(電気)バスについて記者会見の模様を紹介。
[番組審議委員意見]
1.『インターローカルショッピング』「南国/自社特産品」編/「豪州/いわさきWAGYU」編
・産地、一貫体制、ホテルメイド、高級感、生産者からの直接の声、商品の信頼感を強調して制作している。商品を美味しそうに撮ることが大事なのだが、食べるシーンがあることで美味しそうな感じが出せたと思う。
・鹿児島の農場、養殖場、オーストラリアで育てているWAGYU等を一貫製造をしており、高級感が伝わってきた。また、一貫製造をしていることによって、信頼感も伝わり、映像も綺麗で非常に美味しそうだと思った。ただ、最近はウェルビーイング、健康、環境保全等が企業に求められているところだと思うのでそのあたりも簡単に触れるとより良いと思う。
・映像が綺麗で印象が良い。「いわさきWAGYU」とは何なのかをきちんと説明していたので視聴者の疑問に答えられる訴求力があったと思う。また、「車海老」の映像は透明感があって綺麗だと思った。
・全体を通して素晴らしい映像でテロップも適切に表現されていた。ただ、ナレーションで「美味しいをお届け…」と言っているところの映像が現地の風景や牧場だったので、商品の映像を流したほうが「美味しい」の想像がしやすいと感じた。
・とても素晴らしい映像だと思った。もっといろんな人の目に触れられたら良いと思った。
・雄大な森林、南国の海洋の映像から入り、自然が生み出す特産品の期待感を想像させられる。しかし、それぞれの食材の映像は秀逸であり、急速冷凍した「活〆車海老」の透明感は食欲をそそられる。
この新鮮な食材の印象から続く「ビスクスープ」は映像から香りが想像できるようだ。その後の「フルーツジャム」、「シャーベット」、特に「ヒアルロン酸入りフルーツゼリー」はその名前から印象に残る。
安納芋は全国的には珍しいので食材の色合いとしっかりとした食感は、「じゃがいもスープ」と共に視聴者の印象に残るであろう。
・豪州の牧場をドローンで捉えた映像から「いわさきWAGYU100%」の肉質が想像でき唾液が湧いてきた。この「いわさきWAGYU100%」のフレーズは浸透させる価値があるのではないかと思う。「ハンバーグ」のひき肉の肉汁がしたたる映像は秀逸で唾液が湧いた。「ローストビーフ」と「ビーフカレー」のシーンは秀逸でこれも唾液が溢れます。
2.『インターローカルニュース』「屋久島 新型EV(電気)バス導入」編
・ニュース素材をベースにし、屋久島の素材をミックスしながら制作している。「ゼロエミッション」を強調した構成になっている。
・とても価値のあるニュースだと思うので、もう少し長い尺で掘り下げて紹介するともっと良いと思った。もっと注目されても良いものだと思う。
・エコに力を入れていることを取り上げているので良いと思った。
・屋久島でのゼロエミッションバスは是非近々実現して頂きたく思います。
[その他「インターローカルアワー」で放送する番組に対する意見]
・海外の方も見ることを想定し、他言語表記(英語版や中国語版)があると良いと思った。
以上